まいづるRB『とつとつダンス』砂連尾理インタビュー

京都府舞鶴市の赤れんが倉庫を拠点とするアートプロジェクト「まいづるRB」では、ダンサー・振付家の砂連尾理と舞鶴市内の特別養護老人ホーム「グレイスヴィルまいづる」に滞在するお年寄りと子どもたちとが、2009年12月より約四ヶ月間、ダンス・ワークショップ(身体を使ったレクリエーションや体操)を継続的に行っています。その過程と成果を発表する場として、舞鶴赤れんが倉庫にて3月7日(日)にダンス公演を行います。
今回は特に認知症を抱えるお年寄りと子どもたちとが、「訥々(とつとつ)と」互いの距離と身体を感じ合いながら、丁寧に身体表現による対話を重ねていきます。数ヶ月にわたる、身体と言葉の対話を通して、なにが見出されるのか。
ここでは、砂連尾さんのインタビューを通して、既成の概念や価値観にとらわれないダンス作品や舞台公演の在り方を探ります。